太陽光発電システムのうち、屋根の上などの日当たりの良い環境に設置しなければならないのが太陽光パネルです。屋根に設置するときに注意すべきポイントは、耐久力と日照です。屋根に強度が無ければ太陽光パネルの設置は困難ですし、無理に設置してしまうと屋根を傷めてしまいます。工務店に相談して検討していると、屋根の強度に難があると指摘されてしまったり、塗装塗膜が劣化しているので先に塗装リフォームを済ませたほうが良いと助言されることもあります。しかしメーカーに直接依頼すると、屋根に関しては、必要以上にリフォームの助言はされずに済むことがあります。太陽光発電システムの設置を検討している時に指摘される問題点の多くは、必ずしも設計図や施工図を参照しながら構造計算を根拠にしているわけでは、ありません。見た目の劣化具合や、素材から推測しうる耐久力である場合が多いのです。無料見積の範囲では、見た目や素材からの推測が限界という事情もあります。ですから、太陽光パネルの設置が難しいと指摘された場合には、必ず理由を明確にしてもらうようにしましょう。日照不足が理由の場合は仕方ないかもしれませんが、塗装塗膜の劣化や屋根材の弱さを指摘された場合は、リフォームも込みで見積し直せる工務店や業者に依頼しなおすことで、設置可能と言われるようにできるのです。