環境問題は日本人のみならず、世界中に住むすべての人に共通の問題です。地球温暖化により地球の温度が上がり、このままでは海抜の低い島や土地は海に沈んでしまうことが懸念されています。
温暖化による気候の変化により、今までのような豊かな生態系が保てなくなるかもしれないことも、生物多様性の観点から考えると見過ごせない点です。
そこで普段から地球環境を守るべく、できることからエコ活動をしているという方も多いのではありませんか?豊かで便利な暮らしをいっぺんにやめることは難しいですが、ちょっとした工夫や我慢でエネルギーや資源を節約すれば、将来にわたって快適な暮らしを続けることができるかもしれません。
以下に、身近なエコ活動をご紹介します。難易度はさまざまですが、できそうなことからはじめて、豊かな地球を守りましょう。
もっとも多くの人が取り組んでおり、地球環境だけではなくお財布にも優しいエコ活動です。
空気を冷やす際に、エアコンはたくさんの電力を必要とします。さらに熱い空気が室外機を通して外部に排出されるため、周辺の気温を上昇させる原因となります。
しかし、うちわや扇風機を併用することで、エアコンを弱めに設定してもより涼しく感じやすくなります。さらに、扇風機を併用することで室内の空気が循環し、電気代をさらに節約することも可能です。外気温との差を小さくすることで夏バテ防止にもなるため、いいことづくめですね。
2020年7月1日から、プラスチック製のレジ袋が有料化されます。それに先駆けてレジ袋の排出量を減らそうと、マイバッグを持って買い物に出かけている人も少なくありません。繰り返し使える市販のマイバッグもおしゃれでかわいらしいデザインのものが多く、買い物に行く頻度が高い主婦層はもちろんのこと、おしゃれに敏感な女子高生や女子大生といった若い世代の人々もマイバッグを持参して買い物をしています。
マイバッグはレジ袋よりも製作時にエネルギーを必要とするという意見がありますが、何度も繰り返し使える点や、環境に配慮した素材のエコバッグが増えていることからそれらの指摘は正しいものではなくなりつつあります。また、エコバッグは使わなくなった傘や服をリメイクすることでも作れます。オリジナルエコバッグを持って買い物を行くようにしましょう。
環境問題に配慮して自動車の利用を控えることも立派なエコ活動ですが、どうしても自動車を利用しなければならない場合は、SUN AUTASが提供している環境車検のように、通常の車検のほかにエンジン内部を洗浄し、長年の走行のうちに低くなっていた自動車の燃費を向上させるようなメンテナンスを受けてみることはいかがでしょうか。
ガソリンの給油回数が少なくなれば、環境への配慮のみならず維持費の節約にもつながります。どうしても自動車を使わなければならないからこそ、愛車のメンテナンスはしっかりと行いましょう。
エコ活動とは難しいものではなく、ちょっとした気遣いなどから始まるものがほとんどです。これからも地球に暮らし続けるためにも、できることからはじめて環境への配慮を忘れないようにしましょう。